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【活動報告】化粧品が循環する未来へ

~販売店としての視察レポート~

日程:2025年6月4日(水)〜5日(木)
参加者:日本化粧品専門店協会メンバー 13名

私たち化粧品専門店は、販売だけでなく「その先」にも責任を持ち、美しさを持続可能なものにする役割があると考えています。
今回、花王 酒田工場を視察し、化粧品の廃棄・リサイクルの現場を学んできました。



■ 酒田工場の取り組み

花王 酒田工場(山形県)は、全国に2か所しかない焼却設備を持ち、返品品や廃棄物を再利用・再資源化する拠点です。2024年には約605万点もの返品品を処理し、環境配慮型の製造・循環システムを確立しています。



■ 化粧品はなぜ廃棄されるのか?

返品品はすべて手作業で検品され、可能な限りリサイクルへ。焼却する場合も環境への負荷を最小限に抑える工夫が施されています。

私たち販売店にとっても、返品や廃棄の背景を知ることは、お客様に信頼して選んでいただくための大切な一歩です。
視察を通じて、「販売のあり方そのものを見直す必要性」を改めて実感しました。



■ 販売店としてできること

環境に優しい選択肢をお客様に届けるために、今後も次の取り組みを大切にしていきます。
• 不要な返品を防ぐためのカウンセリング強化
• 商品の適正提案と情報提供
• リサイクル活動への参加と発信

「売って終わり」ではなく、「選び、伝え、つなぐ」存在として、持続可能な社会に貢献してまいります。



■ 宿泊地「ショウナイスイデンテラス」での学び

宿泊先では、シンプルで心地よい空間設計と、美しい水田の風景に癒されました。
また、地域企業と副業人材をつなぐサービス「チイキズカン」について、株式会社SHONAI 藤原様よりお話を伺い、地域と人材の新しい関わり方について深く考えさせられる貴重な機会となりました。

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